顧客対応や、顧客管理の工数削減し6人で行なっていた作業が自動化
企業概要
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | 株式会社 REV-C |
事業内容 | システム開発/Web制作/デジタルマーケティング 等 |
従業員数 | 25 名(うちバックオフィス 6 名)※導入時 |
導入前の課題
業務量の急拡大
新規案件の増加とサブスク型開発の拡販が重なり、
- 顧客対応(問い合わせ・見積もり作成)
- 顧客管理(案件進捗・タスク共有)
- 経理(請求・入金照合・原価計上)
が6名体制でも対応が追いつかない状況に。
「採用コストを掛けず、既存メンバーをコア業務に集中させたい」という経営判断が下されました。
手作業ゆえの“多重転記”と属人化
Excel→Chat→会計ソフト→基幹システムへと同じ情報を転記するフローが乱立。
入力漏れ・二重入力が月30件超発生し、“誰が最新データを持っているか分からない”という属人化リスクも顕在化していました。
解決策 ― オートラクボ iPaaS 連携代行のアプローチ
フェーズ | 実施内容 | 期間 | 主要ツール |
---|---|---|---|
1. 業務棚卸し | 84 業務を洗い出し、自動化優先度を A〜C ランク付け | 2 週間 | MIRO/Notion |
2. 設計 | データ設計・権限設計・エラーハンドリング設計 | 1 週間 | Google Sheets |
3. 連携開発 | フロー 17 本を構築 | 4 週間 | Zapier |
4. 可用性テスト | 7 日間、1,200件のテストデータで負荷検証 | 1 週間 | BigQuery |
5. トレーニング | 管理画面マニュアル/15 分動画×6 本を提供 | 1 週間 | Vimeo |
※すべてサブスク型・初期投資ゼロで提供
具体的な自動化フロー
① 顧客対応
- Webフォーム送信 → CRM(HubSpot)自動登録
- 案件タグに応じて Slack チャンネル自動生成/担当者アサイン
- 返信用テンプレートを Gmail 下書きに自動生成
② 顧客管理
- 案件フェーズが変わるたびにガントチャート(Notion)を自動更新
- 週次で進捗レポート PDF を生成し Google Drive に保存 → 共有リンクを自動通知
③ 経理連携
- 請求書発行(Make)→ freee に自動同期
- 銀行入金明細(API) → freee 消込 → Slack 通知
- 原価データを 月次でBigQueryに集約し、経営ダッシュボードを刷新
H2. 導入効果
項目 | 導入前 | 導入後 | 削減率 |
---|---|---|---|
顧客対応に要する月間工数 | 120 時間 | 12 時間 | -90 % |
顧客管理関連の転記回数 | 17 回/案件 | 0 回 | -100 % |
月次請求書発行に要する日数 | 3 日 | 0.5 日 | -83 % |
エラー/入力漏れ | 30 件/月 | 2 件/月 | -93 % |
「6名分の業務が、実質1名+自動化フローで完結。
残った5名は新規プロダクト開発に集中できる体制が整いました。」
― REV-C 様
成功のポイント
- “ツール選定”ではなく“業務設計”から着手
─ ツール導入が目的化しないよう、まずは業務をゼロベースで整理。 - サブスク型×iPaaS 活用で初期コストを 1/5 に圧縮
- 運用ルールを可視化し、属人化を解消(Notion マニュアル+動画)
- 段階リリースで現場の混乱を回避(毎週 3 フローずつ稼働開始)
今後の展望
- 営業部門との SFA 連携による案件予測の精度向上
- AI 要約 × Slack 通知でミーティング議事録を全自動配信
- 将来的には 人員増を伴わず売上2倍を目指すデジタル・オペレーション基盤へ
オートラクボ iPaaS 連携代行サービスとは
- 7,000以上のツールに柔軟接続し、人が行わなくてよい業務を徹底的に自動化。
- 低コスト・初期投資ゼロのサブスクリプションモデル
- “業務の特定 → 設計 → 連携”まで 丸ごと代行するため、社内に専門人材不要
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